干物の焼き方 フライパン編
フライパンは手軽に使えて後片付けも簡単。焦げにくく、外は香ばしく中はふっくら仕上げられるのが魅力です。
ここでは、干物専門店「ひもの横丁」が教える、ご家庭で簡単にできるフライパンで美味しく焼くコツをご紹介します。
焼き方の手順
解凍
冷凍干物の場合は、冷蔵庫でゆっくり解凍(約6〜8時間)してください。
急いで解凍するとドリップ(旨み成分)が流れ出やすくなります。
解凍後は、表面の余分な水分をキッチンペーパーで軽く拭き取るのがポイントです。
下準備
焦げ付きが心配な場合は、クッキングシートを敷くのがおすすめ。
油を使う場合はごく少量でOK。多すぎると魚の脂と混ざり、香りが重くなります。
火加減は中火よりやや弱めがベストです。
焼く
皮がある干物は、皮目を下にして焼くのが基本です。
皮から焼くことで、余分な水分が抜け、香ばしさが引き立ちます。
3〜4分ほど焼いて焼き色がついたら、裏返してさらに2〜3分。
両面に焼き色がつき、箸を入れて身がふっくらしていたら焼き上がりです。
プロが教える、美味しく焼くためのポイント
- 焦げ付き防止にはクッキングシートを
魚の脂でフライパンが焦げ付きやすくなることがあります。クッキングシートを敷くだけで、破れや焦げつきを防げ、後片付けも簡単です。
- 最後のひと手間でふっくら感アップ
両面が焼けたら、少量の酒をふってフタをして30秒ほど蒸らすと、中までしっとり仕上がり、よりふっくらとした食感になります。
- 焼きすぎ注意!香ばしさを残す
干物は水分が少ないため、焼きすぎると身が固くなりやすいです。皮にこんがり焼き色がつき、香ばしい香りが立ったらすぐ火を止めて余熱で仕上げましょう。
魚の脂でフライパンが焦げ付きやすくなることがあります。クッキングシートを敷くだけで、破れや焦げつきを防げ、後片付けも簡単です。
両面が焼けたら、少量の酒をふってフタをして30秒ほど蒸らすと、中までしっとり仕上がり、よりふっくらとした食感になります。
干物は水分が少ないため、焼きすぎると身が固くなりやすいです。皮にこんがり焼き色がつき、香ばしい香りが立ったらすぐ火を止めて余熱で仕上げましょう。
さいごに
フライパンでも、ひと手間で専門店のような仕上がりに。
焦げつかせない火加減と、最後の蒸らしが美味しさの決め手です。
お好みの干物で、香ばしくふっくらとした焼きたての味をお楽しみください。